北斗晶さんのガン告知で検診者が増えた乳ガン
タレントの北斗晶さんが9/23日、自身のブログで
告白した「乳ガン」。
9/27日のブログに寄せられた乳腺専門クリニックの
方のコメントではそのクリニックの検診者が5倍に増え、
乳ガンの疑いで大きな病院を紹介した人も数名いた
そうです。
欧米女性の乳ガン・子宮ガン検診率が70〜80%と
云われる中、日本女性の検診率は20%程度で、
40才から受診対象となる40才以上の乳ガン検診の
平均受診率は27%程度で実に73%ちかくの方は
未受診との事です。
そんな乳ガンの手術法や判断材料となる、
乳ガンの病期(ステージ)はどのようになって
いるのでしょう。
乳ガンの手術は2004年から日本も
「乳房温存療法」が「乳房全摘出」よりも多くなり、
身体にやさしい手術が中心になっています。
ただし、どんな場合でも温存療法が受けられる訳ではなく、
乳ガンの病期(ステージ)で手術や治療法が変わります。
乳ガンのステージは
「しこりの大きさ」
「リンパ節への転移の程度」
「全身転移の有無」
などで決まり、
0期
T期
U期
V期-a
V期-b
W期
の6ステージに分けられます。
*0期
乳管内にガンがとどまり周囲の組織に浸み込んで広がって
いないガン。
この段階では乳房にふれてもシコリはまったく判らない。
*T期
シコリの大きさは2cm以下で脇の下のリンパ節への転移
がない。
0期・T期は早期乳ガン
*U期
シコリの大きさはT期同様2cm以下、脇の下のリンパ節
への転移が疑われる状態、又はシコリが2〜5cmまでで
のリンパ節への転移していない。
U期も早期乳ガンに準ずる
*V期-a
シコリの大きさが5cm以下で脇の下のリンパ節に転移があり
リンパ節が互いに連なって固まっていたり、皮膚や筋肉に
固定している状態、
又は脇の下のリンパ節の有無にかかわらず、シコリの大きさが
5cmより大きい状態。
*V期-b
シコリが肋骨や胸骨にがっちり固定しているか、皮膚にシコリ
が顔をだしたり、むくんでいる状態。
又はシコリの大きさに関わらず、鎖骨の上下のリンパ節に転移
があるか、同じ側の胸がむくんでいる状態。
局所進行乳ガン
*W期
遠隔臓器への転移がある状態。
末期ガン
0期・T期は乳房温存療法
U期の場合でも抗ガン剤やホルモン剤でシコリが3cm以下
に小さくなれば乳房温存療法が可能となります。
乳ガンに於いても早期発見がカギとなりますので、
このサイトでも「ガンは砂糖で生きている」で紹介した
ガン細胞発見を飛躍的に向上させたPET検査や、
PET検査を乳がん専用に開発しなおした、
PEM検査ではPET検査で見つけられるがん細胞よりも更に
小さい細胞を見つけられるようになっているので、
早期発見を可能にする検査も受診して、乳ガンの進行から
身を守りましょう。
そして・・・北斗さんがんばれ〜目指せ完全寛解。
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